2012年3月31日土曜日

【サイボウズLive活用術】基礎編11:共有フォルダからファイル情報を確認・更新 ⇒ 最新の情報に更新し続けて適切な情報共有


サイボウズLiveのグループでファイルを登録したら、グループのメンバーは内容を確認します。また、このとき共有するファイルは“最新の情報に更新し続ける”ことも大事です。古い情報では適切な判断ができず、あやまった行動を取ってしまいますので。もちろん、これはファイルに限った話ではありませんが。そのためにここでは、サイボウズLive上に共有されたファイルの確認と更新の方法を整理したいと思います。

eraser / 消しゴム / Kanko*

以下、やり方です。

不信感を与え続ける既得権益に守られた企業 ⇒ 企業の説明責任は最低限のCSR


東京電力だけでなく、AIJもたたけばたたくほどほこりが出てきます。こちらも特権に守られてきた企業。最低限の企業の社会的責任とは何かを考えるべきなのかもしれません。

確定拠出年金 / isinoid

  ウソで塗り固めたAIJ ⇒ いいわけだらけの責任回避論
AIJの年金消失問題。東京電力に負けないくらい、

2012年3月30日金曜日

【サイボウズLive活用術】基礎編10:共有フォルダでファイル共有 ⇒ グループ内の共有資料を一括管理


サイボウズLiveでは、作成したグループ内でファイル共有ができます。これはサイボウズLiveの最大の魅力の一つといってもいいでしょう。プロジェクト形式などで活動している場合はファイル共有は不可避です。それを一元的に一括して管理できるのです。メールで共有して「あ、あの資料どこいった?」と探し回って無駄な時間を使ってしまう、なんてことを避けることができるのです。まずは共有フォルダへのファイル登録方法を整理します。

フォルダ / tmkhr

以下、やり方です。

東京電力のだまし討ち ⇒ 社会不安につながる既得権益者の横暴

東京電力の電気料金値上げの話、あいも変わらずに錯綜し始めています。特権に守られてきた企業。その存続意義、社会的価値は見直さなければいけません。

/ beve4



  電気料金値上げは本当に説明不足なだけ? ⇒ 東京電力のだまし討ち狙いという印象
東京電力は2012年4月1日からの企業向け電気料金値上げについての

2012年3月29日木曜日

【サイボウズLive活用術】基礎編09:ToDoリストを確認・更新 ⇒ 一つ一つToDoを完了させて成果へ


サイボウズLiveのグループでToDoを登録したとしても、実行しなければ意味がありません。そのためにはToDoを確認して、情報を更新していくことが必要です。一つ一つのToDoを地道に“完了”させていかなければ、結局成果には結びつきません。そのために、ToDoの確認と、情報の更新方法を整理したいと思います。

check list / Artois Bibliothèques

以下、やり方です。

新しいナビゲーションの形、SNS+カーナビ=「Waze」 ⇒ ビッグデータ+ナビゲーションで未知の可能性へ

ナビゲーションサービスは、行き先の案内だけでなく、目的と行動も案内する時代に。SNSとカーナビの機能を融合したスマートフォン向けのアプリ「Waze」が注目を集めています。


  「Waze」とは ⇒ SNS+カーナビの新サービス
「Waze」はiPhone、Android向けに提供されているスマートフォン・アプリ。2009年にサービスを開始しており、現在世界で1000万ユーザを抱えています。その特徴はというと

2012年3月28日水曜日

【サイボウズLive活用術】基礎編08:ToDoリストに登録 ⇒ グループで“やらなきゃいけないこと”もしっかり共有


サイボウズLiveでは、作成したグループ内のToDoの管理もできます。単なるコミュニケーションではなく、プロジェクトとして活動している場合はToDoリストを使って“やらなければいけないこと”を管理することができます。まずはToDoの登録方法を整理します。操作方法は掲示板とほとんど同じです。

work-todo-list-july-6 / purpleslog

以下、やり方です。

緊急地震速報アンケート結果、46.5%は速報来ても行動できず ⇒ 情報は行動に紐付いてこそ価値あり

東日本大震災以降、意識することが多くなった緊急地震速報。この緊急地震速報に関するアンケート結果を2012年3月23日に発表しました。

/ yto


  緊急地震速報アンケートサマリー ⇒ 役立っているのに行動が取れてない人も多い
緊急地震速報自体は81.7%が役に立っていると回答しています。

2012年3月27日火曜日

【ネタバレBookReview】異業種競争戦略

内田 和成
日本経済新聞出版社
発売日:2009-11-10
社会環境が大きく変化し、ビジネスのスピードも急速に早まっている現代、競争の形自体も非常に複雑になってきています。同じ業界内に閉じて競争関係を見ていては、いつの間にか足元をすくわれてしまうことも少なくありません。10年以上前から業際化、

スマートに利用するアプリ「すぐくるタクシー」 ⇒ 拡張すればタクシーはスマートシティの主要交通システムに?

タクシーもスマートフォンアプリで。東京無線協同組合、富士通テン株式会社、株式会社メイテツコムはスマートフォンからタクシーを呼ぶことができるサービス「すぐくるタクシー」を2012年4月1日より開始します。苦戦が強いられ続けているタクシー業界の新風となるでしょうか。


  「すぐくるタクシー」とは ⇒ タクシー予約をシンプルにする実用アプリ
「すぐくるタクシー」はiPhone、Androidのアプリからタクシーを呼ぶことができるサービスです。対象は2012年4月1日時点で

2012年3月26日月曜日

【サイボウズLive活用術】基礎編07:コメントへの「いいね!」と「返信」 ⇒ サイボウズLive上でのコミュニケーションを補完


サイボウズLiveの掲示板でのコミュニケーションには、コメントする以外の機能も備わっています。コメントだけではいまいち盛り上がりに欠けたり、煩雑になりがちな掲示板でのコミュニケーションも、これらの機能で補完することができます。

以下、やり方です。

興味ごとでつながるSNS「Board」 ⇒ “興味”をキーにあたらしい情報とつながりが発見できるかも


SNSでは今では気付かなかった、新しい自分の興味を発見することができます。ただ、基本的にはTwitterのタイムラインやFacebookのニュースフィードに流れてくるのを受動的に受け取ることがスタンダード。しかし、自分から新しい興味を発見しに行くこともできるようになってきました。その一つの形が「Board」です。


  「Board」とは ⇒ 自分の興味にあわせたオススメ情報紹介ツール

2012年3月25日日曜日

【サイボウズLive活用術】基礎編06:掲示板トピックへコメントする ⇒ シンプル操作でコミュニケーション

サイボウズLiveのグループで、掲示板にトピックを立ち上げたらコミュニケーションをしていきます。といっても、コメントを書き込んでいくだけ。そのための基本的な操作方法を整理しておきます。

以下、やり方です。

自由に働くためのマッチングサービス「クラウドワークス」 ⇒ これからの社会では副業がスタンダード化

副業がスタンダードになる日は本当に近いかもしれません。1時間単位で日本中のスキルのある人たちと仕事ができるサービス「クラウドワークス」が20122年3月21日よりサービスを開始しました。


  クラウドワークスとは ⇒ 自由に働くためのマッチングサービス
クラウドワークスは、エンジニアやクリエイターが時間や場所にとらわれずに自由に働けるようにする、仕事と人のマッチングサービスです。プロとしての

2012年3月24日土曜日

【サイボウズLive活用術】基礎編05:掲示板にトピックを立ち上げる ⇒ グループ内のメイン・コミュニケーション

サイボウズLiveのグループを作ったら早速コミュニケーションに使っていきます。そこでまずは掲示板にトピックを立ち上げましょう。
ちなみにサイボウズLiveはグループ作成と同時に

TwitterやFacebookもはやWebコミュニケーションのスタンダード・ツール ⇒ ユーザ嗜好を考えた差別化で他のSNSにもチャンス


もはや私たちのWebコミュニケーションのスタンダード・ツールとなってきているSNS。当然ながら利用するユーザ数は継続的に増えてきていますが、単純なコミュニケーション・ツールとしてではビジネス的な限界が近づいているのかもしれません。そのあたりには、TwitterやFacebook以外のSNSにもビジネスチャンスが生まれる可能性もあります。

SNS에 Pinterest를 추가했다. 우왕 / gedoc


  6周年を迎えたTwitter ⇒ Webコミュニケーションのスタンダードツールへ
2012年3月21日にサービススタートから丸6年がたったTwitter。全世界のアクティブユーザ数は1億4000万人にものぼっています。1日あたりのツイートは3億4000万件。もはや

2012年3月23日金曜日

【サイボウズLive活用術】基礎編04:グループのトップページを押さえればOK ⇒ あとは“なんとなく”で慣れていける

サイボウズLiveの中心的な機能はなんと言ってもグループ。このグループのトップページの見方を押さえておけば、あとはたいていの操作は“なんとなく”の感覚で使えるようになっていきます。もちろん、一定の慣れは必要ですが。

以下、グループのトップ画面に表示される情報を整理します。

総務省が2011年最新の日本国内のデータ通信量の統計データ発表 ⇒ スマートフォン普及でモバイル通信量は1年で2.2倍


2012年3月16日、総務省が日本国内のデータ通信量についての統計データを発表しました。確実に増えているデータ通信量。やはりそれは、ビッグデータが一つのトレンドキーワードになっていることを裏付けるものとなっています。

スタンディングインターネット / yuiseki

  確実に増加し続けるデータ通信量 ⇒ 背景にはクラウドとSNS
日本におけるインターネット上のデータ通信量(インターネットトラヒック)は2011年11月現在、ダウンロードが1日あたり1696Gbps。数字自体はいまいちピンときませんが、

2012年3月22日木曜日

【サイボウズLive活用術】基礎編03:ホーム画面で情報を一括確認 ⇒ 習うよりも慣れたほうが早い、まずは使ってみる


サイボウズLiveを利用していくと、場合によって何個もグループに参加するかもしれません。そうなると、情報の確認が煩雑になってきます。そんなときはホーム画面で自分が参加しているグループの情報を一括確認すると効率的です。

以下、ホーム画面に表示される情報を整理します。

①ユーザ情報
ログインしているユーザ=自分の情報が表示されます。

おサイフケータイでマクドナルドのオーダーも炊飯器も ⇒ Felicaが実現する効率化と、“ひとの温かみ”という課題


おサイフケータイなどに代表されるFelica。2012年は国際規格であるNFC搭載の機種も登場し、その利用用途はさらに拡大していきそうです。

マクドナルド / penpenpen

  マクドナルドがオーダーシステムで採用 ⇒ オーダーの時間を40%短縮
マクドナルドでは2012年夏より、携帯電話であらかじめオーダーを入力し、

2012年3月21日水曜日

【サイボウズLive活用術】基礎編02:グループを作成しなきゃ意味がない ⇒ 友だちや同僚を参加メンバーとして招待


コラボレーション・ツールのサイボウズLive。組織を超えた情報共有を行うわけですから、単に登録しただけでは不十分です。今度は実際にグループを作って、情報共有するための環境を作っていきましょう。

20100905133131 / smashmedia

ちなみにグループはいくつ作っても無料です。ただし、グループに参加できるのは、サイボウズLiveに登録しているユーザのみとなります。未登録の友達や同僚をグループに入れる場合は、その
友人・同僚にまずサイボウズLiveにユーザ登録してもらう必要があります。とはいえ、招待メールを送る仕組みがあるので、何にも難しいことはありません。

以下、手順です。

Greeやアメーバピグで未成年に対する利用規制 ⇒ とはいえ結局玉虫色、社会的責任を考えた対応が必要

ソーシャル・ゲームで一部問題視されている課金システム。その一つの側面として、こどもが有料サービスを利用して高額請求を受けてしまう、ということがあります。また、課金以外にも犯罪の危険性、こどもへの悪影響なども懸念されています。こうした動きをうけて、ソーシャル・ゲームを扱う各社は未成年に対する利用制限を設定し始めています。

ピコピコ / iandeth



  Greeはゲーム内課金制限 ⇒ 未成年の上限は5千円~1万円
Greeは2012年4月1日より、以下の通り未成年ユーザに対するゲーム内課金の制限を設けます。

2012年3月20日火曜日

目立つ孤独死・餓死 ⇒ 生活保護制度を含めたセーフティー・ネットの抜本的見直しが必要


最近目立つ「孤立死」。セーフティーネットである生活保護がありながらも、支援を受けられないで飽食の国・日本で餓死するケースも出ています。私たちの日常に潜むリスクとして捉え、この問題に向き合うことが必要なのではないでしょうか。

IMG_1476 / yoshimov



  急増する孤立死 ⇒ 現代社会が抱えるリスク
2012年2月下旬ごろに入ってから、孤立死や餓死のニュースを目にする機会が増えています。この背景には独居高齢者の増加は否めません。

【サイボウズLive活用術】基礎編01:まずはサイボウズLiveへ登録 ⇒ 後々を考えれば実名登録で

コラボレーション・ツールのサイボウズLive。組織を超えた情報共有にぴったりなツール。活用術の前に、基礎編として簡単な設定方法から紹介しています。まずはユーザ登録から。



ユーザ登録は無料で誰でもできます。なお、

2012年3月19日月曜日

【ネタバレBookReview】モモ ⇒ 現代社会を強烈に風刺するアナロジー

ミヒャエル・エンデ
岩波書店
発売日:2005-06-16
「はてしない物語」で有名なミヒャエル・エンデの作品「モモ」。1973年に発表された児童文学作品。しかし、子ども向けと侮ることなかれ。中身は非常に深いのです。そのアナロジーは1973年に書かれたものとは思えないほど現代社会を風刺しており、そして強烈なメッセージを発しているのです。ただの児童文学としてだけ受け取るのはもったいない作品、ぜひ大人に読んでもらいたい作品です。


  時間泥棒とイライラしている大人たち ⇒ 現代社会の組織と疲れた人びとそのもの
「モモ」の世界では人びとの時間を盗む“時間泥棒”が登場します。

冷静なリスク対応には客観的な判断基準の準備を ⇒ 安易な変更は御法度、クールな対応が勝負の分かれ目

リスクマネジメントを考える上で重要なことがあります。それはリスクの判断基準。どのポイントが具体的な損失につながるリスクになるのか、それを明確にしておくことは不可欠です。

天秤 / iyoupapa


  客観的な判断基準は必要不可欠 ⇒ クールな判断が事態の悪化を防ぐ
リスクを判断するためには大きく2つの情報が必要です。一つは数値で表れる定量的な情報。代表例としては、

2012年3月18日日曜日

スマートフォン専用テレビ「NOTTV」が4月に開局 ⇒ 根本的な発想の転換ができればイノベーション

地上アナログ放送が2011年7月24日に停止してから半年以上がたちました。アナログ放送で使用していた電波の一部は携帯電話のプラチナバンドとして割りあてられる予定。そして一部はスマートフォン向け専用テレビ放送として割り当てられ、4月から放送を開始します。
 


  NOTTV ⇒ 日本発のスマートフォン専用テレビ放送
アナログ放送で使用していた電波を使い、日本発のスマートフォン専用テレビ「NOTTV」4月1日より放送開始されます。利用料金は

オンライン版地図博物館「Old Maps Online」で歴史探訪 ⇒ ユニークなユーザ・インタフェースが発想を刺激しそう

地図には時代時代の情報が凝縮されています。その時代にどんな社会構造だったのか、文化だったのか。すし違った言い方をすれば地図から歴史を学ぶこともできます。そんな地図を時間軸で整理しているのが「Old Maps Online」です。



  Old Maps Onlineとは ⇒ オンライン版地図の博物館
Old Maps Onlineでは、世界中の図書館や博物館の協力を得て公開された、世界最大級の古地図サイトです。2012年2月29日にオープンし、

2012年3月17日土曜日

コンテンツ=無料という認識は必ずしも正しいとはいえない ⇒ “信頼”のもとにコンテンツにもサスティナビリティを

Googleが地図を2012年3月1日より有料化しました。Googleの影響力を考えると、すこし広い視点で考えれば“コンテンツの有料化”がひとつのトレンドとして現れてくる可能性も考えられます。

Free Space / evanrudemi



  コンテンツは無料という認識 ⇒ 必ずしもそれが正しいとは言えない
インターネット(Web)が登場したことで、多くの情報が無料で利用できるようになって来ました。これは既存のビジネスに大きな影響を与えています。例えば

Google Map API有料化でAppleなど離反 ⇒ 有料化とユーザ接点確保の矛盾を抱えることになるかもしれない

Googleの地図(Google Maps)のAPIが2012年3月1日より、1日25,000ダウンロードまでは無料、それ以上は1000ダウンロードに付き4ドルが課金されるようになりました。これをうけて、 AppleやForsquareなどはGoogle Maps APIの利用を止めて、Open Street Mapに切り替えています。やはりGoogleといえど、コンテンツは無料で提供しなければビジネスは立ち行かないのでしょうか。

Google Maps - Austin "Street View" / Tim Patterson



  Google Maps API 離反の理由 ⇒ 大口ユーザーは高コスト負荷
Google Maps APIから離反する動きはAppleやForsquareだけではありません。

2012年3月16日金曜日

リスクにはフェーズわけで迅速対応 ⇒ 復興・再生は元に戻すのではなく新しい未来を目指す

リスク、つまり具体的な損失が発生したときの対応については、かなり深い議論が必要です。議論が深くなければ、表面的な対応しかできず、リスクマネジメントが機能しなくなってしまうからです。では、どういった観点で議論を深めていけばよいのでしょうか。その観点を整理してみます。

2011.03.27宮城県石巻市災害復興と街の様子 / 湯川伸矢(しんじょん)



  フェーズわけして整理するリスク対応策 ⇒ 安全・安心確保までは迅速に
具体的にはリスク発生後の対応を考えるに当たっては、時間軸でフェーズわけを行い、整理していくことが必要です。もちろん、

リスクへの対応力は自助・公助・共助 ⇒ 社会システムとしてそもそも必要

東日本大震災がきっかけに「絆」というものが大きく見直されています。“助け合い”が災害時にとても重要であることが再認識されました。しかし“助け合い”は災害時だけでなく、社会システム全般においても必要な概念なのです。

IMG_2039 / yoshimov



  災害時の助け合い ⇒ 自助・公助・共助
災害発生時には助け合いが必要不可欠です。これには大きく以下の3つがあります。

2012年3月15日木曜日

あらためて考えるリスクマネジメント ⇒ 切り分けて、最悪の事態を想定し、アクションを


リスクマネジメントの要素を整理したら、今度は具体的にかんがえていかなければいけません。これはかなり大変な作業ですが、単純に危機回避だけではなく、ビジネスの改善につながることもあります。

TagPhotoLog


  リスクマネジメントの考え方 ⇒ 切り分けて最悪の事態に備えを
リスクマネジメントを考えていく際には、ハザード・ペリル・リスクの3つを何度も行ったりきたりしながら繰り返し考えて整理していきます。このとき、

あらためて考えるリスクマネジメント ⇒ リスクとは何か、どんな要素があるかをまずは知る

明るみに出てきた福島第一原発事故の際の政府・東京電力の動きには大きな批判が寄せられています。しかし、批判するだけではなく、そこから教訓を得なければ前には進めません。とくにリスクマネジメントについては、あらためて考え方から整理する必要があります。まずは基礎用語を簡単に。

sawamur



  リスクマネジメントの対象は大きく2つ ⇒ 投機的リスクと純粋リスク
リスクマネジメントでは、ビジネス上発生する不確実な要素すべてが対象となります。そしてそのその範囲は決して狭いものではありません。

2012年3月14日水曜日

サイボウズLiveで組織を超えた情報共有 ⇒ コラボレーションから新しい価値創造を

クラウドの環境も普及し、組織の壁を越えてコラボレーションしながら仕事をすることが増えてきました。そこでポイントとなるのが情報共有。Facebookで最初は事足りるのですが、本格的に仕事をしようとすると頼りない。そんなときにオススメなのがサイボウズLiveです。


  サイボウズLiveとは ⇒ クラウドで使えるソーシャル・グループ・ウェア
サイボウズLiveはその名のとおり、グループウェアのサイボウズが提供しているオンライン上(クラウド)で利用できるソーシャル・グループ・ウェア。組織の壁

企業の約9割がBCPに関わる取り組み ⇒ しかし災害対策だけがBCPじゃない、再考が必要

東日本大震災をうけた動きの一つとして目立ったのが、企業のBCPに関する動き。2011年は約9割の企業がBCPの策定や見直しを行っているようです。

/ yto


  BCPとは ⇒ 災害対策だけではない
BCP(Business Continuity Plan)は日本語にすると事業継続計画。つまり、会社が何かしらのトラブルが発生したときでも事業を継続していけるように準備しておく

2012年3月13日火曜日

Facebookで簡単にWordなどの文書ファイルを共有するツール「Docs」 レジュメや自分の友達の統計情報も自動生成できちゃう

Facebookのグループでディスカッションをしているとき、文書ファイルを共有したいこともありますよね。でも、Facebook自体にあるのは写真のシェアだけであり、文書ファイルの共有機能はない。そんなときに使えるのが「Docs」です。



  Docsとは ⇒ Facebook上での文書ファイル共有アプリ
Docsは簡単に言ってしまえば、Facebook上で文書ファイルを共有するためのアプリ。2012年3月現在サポートしているのは

メディアごとに明確に分かれる評価 ⇒ 情報発信はメディアミックスによるコンテクスト提供へ

東日本大震災以降、変化があったのはメディアに対しての接触率だけではありません。メディアに対する評価も変わっています。そして、そこで流れている広告も。

なかよしテレビ / iandeth



  メディアへの評価は? ⇒ 高評価のNHKと新聞、存在感が薄れる雑誌
メディアの評価を見ると新聞とテレビ(NHK)が社会的に影響力の強いメディアとして認識

2012年3月12日月曜日

【ネタバレBookReview】ホールシステム・アプローチ―1000人以上でもとことん話し合える方法

香取 一昭
日本経済新聞出版社
発売日:2011-09-22
私たちの社会は今、大きな変動期にあります。この変動期では単純な過去からの学びだけでは解決できない問題がたくさんあります。まったく新しい環境、新しい問題に対峙するには、未来を創造し、未来に学ぶことが必要です。U理論をはじめとするコンセプトをもとに、多くの人を巻き込んだ対話を行うことで、新しい未来を創造するアプローチ。それがホールシステム・アプローチです。社会問題、企業、個人。これから先、問題に対峙することが必要な人は、今までのシステムに加え、このホールシステム・アプローチを理解することは必ず必要になります。

以下、要約と解釈の整理です。

テレビ・雑誌の情報発信力はいまだ高し ⇒ でも、そもそもの評価軸を見直さないと踊らされるだけ

東日本大震災から1年と1日目。震災がきっかけで見直されたものが多くありました。そして、この震災から一年というタイミングで、各方面から統計結果が出てきています。この統計結果は私たちの社会がどういう意識をもっているのかを表す情報です。今後を占う上でも、整理しておいてそんはありません。そこで、まずはメディアの評価から整理してみたいと思います。

久しぶりに日経新聞みたら一面の広告が、電子書籍系にジャックされている。 / k14



  情報発信力を表すメディア接触率 ⇒ 今でも高いのはテレビ・新聞
日本新聞協会は2012年3月9日、「2011年全国メディア接触・評価調査」の結果を発表しました。メディアとして

2012年3月11日日曜日

東日本大震災から1年 勇気をくれた、そして未来への勇気をくれる8つの動画

2012年3月11日。東日本大震災から1年がたちました。この一年間いろいろなことがありました。地震・津波、そして原発事故。未曾有という言葉がイヤになるほど踊り、私たちの感覚を麻痺させるほどの衝撃をもたらしました。それでも前に進まなければいけない。復興はこれから。世界中から届いた温かいメッセージに応えて、新しい時代の「絆」を築いていかなければいけないのですよね。

Reconstruction volunteer bus to Kesennuma, Miyagi (Japan Quake) / jetalone



すぐに全ては変えられないし、解決することはできません。だけど、小さな小さな一歩でも積み重ねていけば、とても強い力に変わる

2012年3月10日土曜日

“ほんやくコンニャク”はスマートフォン・アプリで実現 ⇒ コミュニケーションから言語の壁がなくなる日も近い

ついに“ほんやくコンニャク”ができました。実際にはコンニャクではなくスマートフォン・アプリですが。基本的な会話はこのアプリさえあれば問題なし。言語の壁は徐々にコミュニケーションの壁ではなくなってきています

ぬりかべ田楽 / yoppy



  自分がしゃべった言葉をダイレクトに翻訳「VoiceTra」
NICT(情報通信研究機構)が提供するiPhone、Android向けのアプリ「VoiceTra」は、

LODチャレンジ結果発表! データだけでなく、人と、機会をつなぐ73作品から厳選された未来への可能性

このBig Ftuture From Small Wolrdの記事もアイディア部門にエントリーしていたLODチャレンジ。その表彰式が3/8、セマンティックWebコンフォレンスにて行われました。残念ながらこのBig Ftuture From Small Wolrdからの作品は受賞できませんでしたが、監修してた作品はアイディア部門で最優秀賞!うれしい限りです。ファシリテーターを勤めたワールドカフェからも受賞することができました。




  LODチャレンジとは
Linked Open Data (LOD) というのは、

2012年3月9日金曜日

【ネタバレBookReview】ゲームストーミング ―会議、チーム、プロジェクトを成功へと導く87のゲーム

Dave Gray
オライリージャパン
発売日:2011-08-20
不確実性が高まり、単純に過去のケーススタディだけでは問題解決ができなくなってきた現代。わたしたちは単にPDCAサイクルを回したり、既存の方法論に頼る以外の方法が必要になっています。その一つがゲームストーミング。不確実性に対応し、まだ見ぬ未来に向けてイノベーションを起こす手法。その考え方を端的に整理し、利用可能な87のゲーム手法を紹介してくれているのがこの本です。背景にはU理論や知識創造などが見え隠れしますが、難しく捉える必要はなく、ただ純粋にゲームを楽しむことに効用があります。イノベーションを求める方には一読の価値アリです。


以下、要点と解釈の整理です。

増え始めたナチュラル・ユーザ・インタフェース ⇒ "見えないICT”で魔法のような世界も遠くない?

PCやスマートフォンなどのユーザ・デバイス、使いこなすためにはその操作を覚えなければいけません。この操作がネックとなり、高齢者などITになれていない人たちにはPCやスマートフォンは敷居の高い存在でした。しかし、ナチュラル・ユーザ・インターフェスが増えてきたことで、この問題が解決される日が間もなくやってくるかもしれません。

360 Degree VR Image Viewer Controlled by Kinect / openexhibits


  ナチュラル・ユーザ・インタフェースとは ⇒ アナログ感覚でユーザ・デバイスを使える仕組み
ナチュラル・ユーザ・インタフェースとは、

2012年3月8日木曜日

「ビジネスがセマンティックに求める未来」 最後に

※2012年3月8日に開催されたセマンティックWebコンフォレンスのパネルディスカッションに出演した際の資料解説です。



今私たちの前で私たちの社会に影響を与え始めている“ビッグデータ”。5年後2017年の将来を見定めるための重要なキーワードの一つです。そして私たちはこの“ビッグデータ”を手なづけなければいけません。社会的な価値、ビジネスの価値へと昇華させていくことが必要なのです。

「ビジネスがセマンティックに求める未来」 私たちに求められること

※2012年3月8日に開催されたセマンティックWebコンフォレンスのパネルディスカッションに出演した際の資料解説です。



“ビッグデータ”を手なづける、ということは簡単ではありません。しかしながら、LODやセマンティックという実現手段を私たちはすでに手に入れています。

「ビジネスがセマンティックに求める未来」 具体的なセマンティックの可能性=スマート・シティ


※2012年3月8日に開催されたセマンティックWebコンフォレンスのパネルディスカッションに出演した際の資料解説です。


ビックデータを手なづけ、変化する情報に対する価値観へ対応し、重要性を増す信頼を確保しながら、方向性を定めて、新たな視点から捉えたニーズにこたえる。これらの要件をすべてそろえて実現されるビジネスとは一体どのようなものでしょうか。

「ビジネスがセマンティックに求める未来」 可能性を形にするための方向性


※2012年3月8日に開催されたセマンティックWebコンフォレンスのパネルディスカッションに出演した際の資料解説です。


変化する情報に対する価値観への対応と信頼の確保によってビジネスの土台を築き、その上でニーズを捉えるための視点をもったとしても、まだひとつ大きな問題があります。その視点の先に見ているものは、“ビッグデータ”の社会であり、その社会に潜んでいるニーズを探し出してこなければいけないからです。

「ビジネスがセマンティックに求める未来」 求められる新たな視点

※2012年3月8日に開催されたセマンティックWebコンフォレンスのパネルディスカッションに出演した際の資料解説です。



セマンティックとLODでビックデータを手なづけることで起きる情報に対する価値観の変化に対応し、必要な信頼を得ることができればビジネスとしての土台が出来上がります。次はそこでいかに具体的なニーズを捉えるか、がポイントになります。