2012年5月31日木曜日

あらためて少子高齢化の問題を考える ⇒ 解決の労労働力の確保


女性の雇用という問題は、もはや機会均等というだけの問題ではなくなってきています。少子高齢化の抱える問題を解決する可能性もあるのです。まずは少子高齢化の問題点を整理したいと思います。

The Library of Congress

  少子高齢化が抱える問題 ⇒ 経済低迷による社会の衰退
2010年の日本人の出生率は1.39。14歳以下の人口は全体の13.3%。これに対して65歳以上の人口は22.7%となっています。このペースでいけば2035年には

女性雇用の実態調査、企業の25%は育児休暇に否定的 ⇒ 雇用制度そのものの根本的な見直しが必要


女性がビジネスの現場で活躍するようになった、とよくメディアでは報じられています。しかしながら、それはまだ一部の事例であり、全体を底上げするにはいまだいたっていないようです。

iandeth

  数字で見る女性雇用の実態 ⇒ 企業の25%は育児休暇に否定的
株式会社アイデムは2012年5月30日に「女性の労働力に関する意識・実態調査結果」を発表しました。調査期間は2012年2月10~13日、対象は20~30代の既婚女性1334名、企業1439名。主な調査結果は以下の通りです。

2012年5月30日水曜日

【ネタバレBookReview】フューチャーセンターをつくろう ― 対話をイノベーションにつなげる仕組み

プレジデント社
発売日:2012-04-24
イノベーションを起こそうとするとき、一人で考えていてもなかなか難しいものです。同じ組織の中に閉じて議論をしていてもやはり難しい。しかし、多くの観点で、多くのつながりをつくり、その中での対話には全く新しい可能性がたくさん転がっています。それを実現する場がフューチャーセンター。このフューチャーセンターをどうやって作っていくか、そしてどうやって運用して形にしていくかがまとめられたのがこの「フューチャーセンターをつくろう」です。イノベーションに悩む個人も、企業も、そのほかの団体も、一つの突破口を見つけるためのヒントとして参考にすることをオススメします。

以下、要約と解釈です。

Microsoftもソーシャルへ、検索をシェアするSNS「So.CL」サービススタート ⇒ 課題はコンテンツとマネタイズ


GoogleやApple、Facebookの話題に押されて、Windows8以外あまり話題が見られないMicrosoft。しかしそこは巨人企業。次なる一手も動き出していました。しかも、ソーシャルの分野で。


  MicrosoftのSNS「So.CL」 ⇒ 検索をシェアするSNS
MicrosoftがSNSサービス「So.Cl」を公開しました。このサービスの特徴は、

2012年5月29日火曜日

モバイル環境は新たな飲食店の集客ツールに ⇒ 日本人だけでなく外国人にも、ただしその効果は2015年まで

飲食店の売りといえば、おいしい食事、行き届いたサービス、雰囲気、アクセスのよさ、かっこいいorかわいい店員さん。このあたりの要素が利用客のニーズにマッチしていれば集客につながっていました。しかし、モバイルが普及したことで、集客方法が変わってくるかもしれません。

yto

  飲食店もモバイル対応 ⇒ モバイル・サービスが集客装置に
飲食店の新しい集客装置として注目なのが、モバイル用の環境。具体的には、

Facebookニュースフィードでゲームが遊べるようになった ⇒ 新しいプロモーション・ツールとしての可能性、課題はやっぱりモバイル

IPO後も話題の尽きないFacebook。公示価格から株価が下がり続け、市場の過熱感も指摘される中、企業としては次なる一手を撃ってきています。それはゲーム。これによってタイムラインのコンテンツはさらに充実していきそうです。しかしながら、課題とされているモバイル分野ではもうひとつブレイクスルーが欲しいところです。


  フィード・ゲーミング ⇒ ニュースフィードでゲームプレイ
Facebookは今までアプリとしてインストールする必要があったゲームを、インストールなしでニュースフィード上で遊べる“フィード・ゲーミング”

2012年5月28日月曜日

クラウドとBYODは求めるスキルもかえる? ⇒ Excelマクロよりもシンプルアプリ開発

クラウド化、BYODといったトレンドが今後進んで言った場合、ビジネスの現場で重宝されるスキルも変わっていきそうです。

Till Zoltán

  重宝されてきたMS Office系スキル ⇒ 活躍できる場は徐々に限定
これまで仕事の現場で重宝されてきたスキルといえば、Microsoft Officeのスキル。MOS

Webページも画像も動画も一括検索「wordonthewire」 ⇒ セマンティックWebへの過渡期の現実的ツール


検索サービスといえばGoogle。Knowledge Graphも発表し、関連する情報を一気に検索できるようになります。しかしながら、日本でのサービスはちょっと先。それまではwordonthewireが便利かもしれません。


  wordonthewireとは ⇒ Webページも動画も画像も一括検索
wordonthewireはキーワード検索のサービス。ただ、ちょっと他の検索サービスと違うのは、

2012年5月27日日曜日

泊りがけ出張の強い味方、ベストレート ⇒ 旅行サイトを一括検索して数千円分もお得になることも


泊りがけの出張。できればちょっといいホテルに泊まりたい。けれども出張の予算ではビジネスホテルがせいぜい。そんなときに利用できるのがベストレートです。もちろん、プライベートでの旅行でも活用できます。


  ベストレートとは ⇒ 最安値の宿泊プランが見つかるサイト
ベストレートは、じゃらんやるるぶなどに掲載されているホテルの

BYODとクラウドで変わる企業の情報システム ⇒ まず必要なのは情報システム部門の創造的破壊


自分が使っているスマートフォンやタブレットを仕事でも使うBYOD。この流れが進んでくれば、クラウド利用も進んでいきます。その結果、企業の情報システム部門のあり方にも影響を与えてきそうです。

Jack Zalium

  今までの情報システム部門の仕事 ⇒ 規定のルールに従ってIT環境を管理する“お役所仕事”なこと
企業の情報システム部門は、企業内のIT環境を一括して管理する部門。規模の違いはあれど、ほとんどの企業にはそういった役割を担う部署、人員がいます。その仕事を大まかに整理すると

2012年5月26日土曜日

2つの認知力テストから見えるもの ⇒ 情報サービスとコミュニケーションに求められるもの

人間がどのような形で情報を認知するか。これはITをはじめとする情報サービスを提供する上でも、そしてコミュニケーションを考える上でも重要です。

captivating eyes / notsogoodphotography

  2つの注意力テスト動画 ⇒ 答えを見つけることはできるか
①犯人を捜せ
こちらの動画、簡単な犯人探しのショートドラマに

BYODを実現するために超えるべき5つの課題 ⇒ 最終的には“人”の問題の解決が必須命題


スマートフォンが普及することで注目を集めるBYOD。しかし、そのデメリットを解決しないことには実現は困難です。ではどうやってBYODのデメリットを解決していけばよいのでしょうか

BasvandenBeld


  BYODが抱える個人・企業の課題 ⇒ 解決には5つの要素が必要
BYODは個人のリテラシー、働き方に関わる問題。そして企業の情報システムの問題があります。これらを解決するために取り組むべき要素としては

2012年5月25日金曜日

スマートフォン普及で注目されるBYOD ⇒ 自分のデバイスが業務生産性向上を実現

スマートフォンの普及はビジネスの現場にも及んでいます。そしてこれはビジネスでの現場業務のあり方を変えていくことになります。

gailjadehamilton

  注目されるBYOD ⇒ 仕事は会社貸与PC+自分のスマートデバイスで
スマートフォンは見方を変えれば、手のひらサイズのPC、といえます。タブレットは入力ではなく、

携帯電話を操作していたら噴水に転落!その危険はARメガネにも ⇒ 歩行中の携帯電話利用のマナー見直しを

スマートフォンの普及が進んできたことで、個人利用に、ビジネス利用に新たな問題が浮かび上がってきています。スマートフォンの使い方を、個人というレベルではなく、組織で、社会で考えていかなければいけない時期なのでしょう。

We pay no attention to crazy old guys with cameras when we're walking down the street with our cell phone / Ed Yourdon

  うっかり噴水に転落!? ⇒ 歩行中の携帯電話操作には罰金も
歩行中の携帯電話の利用は非常に危険です。BCやCBSなどのメジャーなニュースでも取り上げられています。その最たる例になるのがこの動画。携帯電話に

2012年5月24日木曜日

ソーシャル・メディアへのアクセス、50%超はモバイル ⇒ モバイルがデジタルデバイドを越えていく


全世界的に利用者を増やし続けているソーシャル・メディア。このソーシャル・メディアとモバイルは気っても切り離せない関係になっているようです。

quinn.anya

  ソーシャル・メディア・ユーザは全世界10億人 ⇒ 半数はモバイルから利用
ITUが2012年3月に発表した「Trends In Telecommunication Reform」によると、世界のソーシャル・メディアの利用者数は

携帯電話の人口普及率100%突破 ⇒ 通信とデバイスの中心的キーワードは“モバイル”


日進月歩のユーザ・デバイス。PCやスマートフォンは、もはや仕事にもプライベートにも欠かせないツールとなってきました。今後、さらに普及が進むことが予想され、あらたなトレンドを生み出していきそうです。

Kartik Malik

  携帯電話の人口普及率100%突破 ⇒ モバイル高速通信が社会インフラに
2012年5月18日に総務省が発表した「電気通信サービスの加入契約数等の状況」によると、2012年3月末時点で

2012年5月23日水曜日

FacebookがApp Center発表 ⇒ ソーシャルがハード+OSの価値を超えられるかが成否の鍵

IPOをしたばかりのFacebook。ナスダックに上場した企業として、ビジネスの手打ちも次々と出てきています。すこし期待先行気味ですが、具体的なサービスがどうなるかは注目です。 

facebook lite / chadarizona

  Facebookが「App Center」を発表 ⇒ Facebookの新たな収益源に
Facebookは2012年5月9日に新サービス「App Center」を提供することを発表しました。このApp CenterではFacebookアプリを探し出し、

Googleが「Knowledge Graph」でセマンティックWebをサービス化 ⇒ ビッグデータ時代のICTトレンド大変革へ

次世代Webとして名前が挙がることの多いセマンティックWeb。ビッグデータを扱う上でとても重要な技術。その技術がGoogleによって身近なものになりました。

Kate Ray's documentary "The Semantic Web" (Wordled by Jim Stauffer) / Chris P Jobling

  Googleが「Knowledge Graph」をリリース ⇒ セマンティックで検索対象は知識に
Googleは2012年5月16日、検索機能のアップデートを発表しました。この発表でリリースされた機能はセマンティックWeb技術を利用した「Knowledge Graph」。何ができるかというと、

2012年5月22日火曜日

キュレーターの力で作るソーシャル・マガジン「Flipboad」 ⇒ Web・SNSから自分だけのデジタルマガジンを作成

TwitterにFacebook、ForSquareにLinkedIn。SNSサービスが増えてきている分、情報を追うのも大変になってきました。Web上でのニュースメディアも増えて、情報を追うのも一苦労。そんなときに便利なアプリがFlipboadです。


  「Flipboad」とは ⇒ 自分専用のソーシャル・マガジン
FlipboadはTwitterやFacebookに投稿された内容や、Webメディアに掲載された情報を、自分向けに再構成して

ハンガー、IDチェック、エネルギー管理、続々登場のFacebookの新しい使い方 ⇒ ソーシャルビジネスはO2Oビジネスへ


IPOしたFacebook、いまいち初日の株価は伸び悩んだとはいえ、世間の注目度はまだまだ高いことは事実。ソーシャルの力はいろいろなところで新しい使い方を生み出しています。

Kevin Krejci

  Facebook連動ハンガー ⇒ 「いいね」の数で人気商品がわかる
ブラジルのアパレルメーカーC&Aは、お店のハンガーがFacebookと連動するサービスを行っています。ECサイトなどを通じて商品に対して押された「いいね」の数を、

2012年5月21日月曜日

「Sane Box」でメールを“あとで読む” ⇒ メールの洪水から脱出できるかも?


クラウドサービスが増えてきたとはいえ、インターネット上でのコミュニケーションの主流ツールとして変わらず使い続けられているメール。場合によってはメールに忙殺されて今うことも。そんなときにちょっと助け舟になりそうなツールが「Sane Box」です。


  「Sane Box」とは ⇒ メールの“あとで読む”サービス
「Sane Box」は自分宛に届いたメールを、“あとで読む”ように設定できるサービス。届いたメールを転送するだけで、

FacebookがIPO、時価総額はやっぱり1000億円 ⇒ 今後はO2O分野に投資か?


2012年5月18日、話題になっていたFacebookのIPOがついに現実のものになりました。史上最大の資金調達になるといわれていたFacebookのIPO。実際のところ、どうだったのでしょうか。

Mark Zuckerberg - Caricature / DonkeyHotey


  ゆるやかな取引スタート ⇒ それでも史上最大のIPOは揺るがず
5月18日、ナスダック市場に公開されたFacebookの株価は1株38ドルでスタート。その後、43.2ドルまで上昇しましたが、

2012年5月20日日曜日

アプリでシミュレーション、インターネットLive中継も準備 ⇒ 日本では25年ぶりの金環日食観測はこれで準備万端


いよいよ明日2012年5月21日に迫った金環日食。前回日本で金環日食が観測されたのは25年前、1987年9月23日の沖縄以来。本州で観測できるのは実に1883年10月31日から129年ぶり。そしてこのチャンスを逃すと、次に日本で観測できるのは18年後の2030年6月1日の北海道。これは天文ファンならずともチェックしておきたいところ。観測グラスを用意したら、次はITも駆使して準備しましょう。

2009-07-22日食(Miyazaki Japan) / TomenoNaoki

  アプリ「金環日食2012」 ⇒ どこで観測できるか事前シミュレーション
金環日食を鑑賞するiPhoneユーザーにオススメのアプリが金環日食2012。このアプリの主な特徴は3つあり、

「Otixo」に「Primedesk」でクラウドサービスを統合管理 ⇒ まとめて管理すればさらに便利、ただしアカウント管理に要注意


クラウドストレージサービスが増えてきたおかげで、どこにいても端末を選ばずにファイルを共有できる環境ができてきました。その分、どこのクラウドストレージに何を保存したか、うっかり忘れてしまうなんてことも。また、いちいち利用するPCごとに環境をセットアップするのも面倒。そんなときは全部まとめて管理するツールが有効です。

Clouds / mnsc


  「Otixo」 ⇒ 複数のクラウドストレージを“クラウド”で一括管理
Drop BoxやGoogle Drive、Sky Driveといったクラウドストレージサービス。Windowsのエクスプローラや

2012年5月19日土曜日

音楽ファイルは無制限、5GB無料のAmazon Cloud Drive ⇒ クラウドストレージ&ストリーミングはシンクライアント化を加速

DropBoxに、Google Driveに、Sky Drive。このところ個人で利用できるクラウド・ストレージ・サービスが増えています。そしてここにきて、Amazonもデスクトップ・アプリの提供を始めました。



  Amazon Cloud Driveデスクトップアプリ ⇒ 無料で5GB、年間20ドルで20GB+音楽ファイル保存無制限
2012年5月にリリースされたAmazon Cloud Driveのデスクトップアプリは、無料で5GBまで利用できるサービス。Amazon MP3で

短縮URLに潜む落とし穴 ⇒ 面倒でも「Unshorten.It!」使ってチェック


TwitterなどのSNSが増えたことでよく見かけるようになった短縮URL。このサービスには思わぬ落とし穴があるので、要注意です。


  短縮URLの落とし穴 ⇒ うっかりクリックでトラブルに
短縮URLはもともと、Twitterなど文字数制限のあるサービスでURLリンクを表示するための

2012年5月18日金曜日

ディズニーやMicrosftが開発する次世代センサー ⇒ ナチュラル・ユーザ・エクスペリエンスの実現へ


センサーの技術は今後さらに進化することが予想されます。実用化段階にある技術ももちろんですが、その先の技術もすでに見え始めているからです。

Kinect night / Andre Um

  ディズニーの次世代タッチセンサー ⇒ ナチュラル・ユーザ・インタフェースの具現化へ
ディズニーリサーチは次世代タッチセンサー技術「Touché」を開発しました。この「Touché」の最大の特徴は

運転に、食材管理に、実用化間近の人間の感覚を補完するセンサー技術 ⇒ 便利さだけでなく社会問題の解決への貢献も


センサー技術を利用すれば、人間の感覚を補完して行動を支援するサービスを生み出していくことができます、実用的なサービスに転換するための研究も産学官とわず行われています。

dandeluca

  農産物監視センサー技術で野菜・果物のロス低減 ⇒ 世界の食糧問題解決への一歩に
MITのTimothy Swager 教授らの研究グループが発表したのは農産物監視センサー技術。このセンサーはナノテクノロジー

2012年5月17日木曜日

介護分野で活用されるセンサー技術 ⇒ バリアフリー社会の肝となる“見えないIT”


センサー技術はなにも実験段階のものだけではありません。前述の通り、自動車運転の分野では衝突防止の技術として利用されています。また、これまでも自動ドアやセンサーライト、テレビのリモコン、WiiやXbox(Kinect)のコントローラーなどといった形で、身近なところでセンサーは利用されています。iPhoneのSiriなどの音声認識もそのひとつ。ただ、確実にその利用分野は広がっており、利用形態も進化しているのです。

motoshi ohmori


  三菱電機は声で動かすエレベーター ⇒ ハンズフリーで建物内移動を支援
三菱電機はカーナビに利用されている音声認識や、感知センサーを利用した、

センサー技術の集合体、Google自動運転カーに公道免許 ⇒ 技術発展には社会的サポートが必要


auからは2012年夏モデルの携帯を、Facebookはモバイル向けのUIの変更を発表し、文字通り日進月歩で変わり続けているICTサービス。今後も更なる進化が期待されます。しかし、どういった形に進化していくのでしょうか。それを考えるためには要素となるテクノロジーを押さえることが有効です。とくにO2O(Online to Offline)やM2M(Machine to Machin)、IOT(Internet Of Things)といったトレンドキーワードを押さえるためには、センサーのテクノロジーを見ておくことは必要不可欠です。


  Googleが自動運転カー開発 ⇒ センサー技術で夢の自動運転カーも手の届くところに
夢の技術の一つといわれていた車の自動運転。センサー技術の発展で、

2012年5月16日水曜日

牛丼チェーンに求められる収益改善策 ⇒ マクドナルドに習う付加価値提供型高単価サービスが必要に


新規店舗を投入し、不採算店舗を閉めるスクラップ&ビルドの戦略だけではまかなえないほどに落ち込んできている既存店売上高。値下げキャンペーンのインパクトも薄れた今、次なる手打ちが必要となります。

shokai

  求められる収益性改善の施策 ⇒ 付加価値提供する高単価サービスに活路あり?
その一つの可能性が、これまでとは路線を変えた高単価サービスへのシフト。外食産業を牽引し続け、

牛丼3社の決算発表そろい踏み ⇒ スクラップ&ビルドも値下げ戦略も頭打ち

デフレの象徴のように値下げ競争を繰り広げてきた外食産業。特にファーストフード業界。そのトレンドも大きく変わろうとしてます。

jetalone

  牛丼3社決算発表 ⇒ 吉野家の一人負け?
2012年3月期の決算発表により、吉野家ホールディングス、松屋フーズ、そしてすき屋のゼンショーの2011年度の収益状況

2012年5月15日火曜日

ビジネスに化学反応を③ ⇒ コンセプトから始まる人をひきつけるストーリー


ここまで異なる要素を複合的に取り入れ、話題になっている事例を取り上げてきました。これらの事例をふまえたとき、この先のビジネスにはどういった要素が必要となるのでしょうか。

Wonderlane

  3つの活動の共通点 ⇒ コンセプトから始まる人をひきつけるストーリー
世界を変える就職ナビ、SYNAPSE Project、JUSO Coworkingの3つに共通するポイント。それは

ビジネスに化学反応を② ⇒ 先入観を捨てて新しい価値を生む「SYNAPSE Project」と「JUSO Coworking」


ビジネスが複合的な要素を得て、新しいイノベーションを引き起こす。そのためには、一見全く関係ない要素も取り込んでいくことも有効かもしれません。

sebas


  「SYNAPSE Project」 ⇒ サイエンスをハイセンスに
科学は非常に難しいイメージで、専門家のもの。なので、一般人には非常にとっつきにくいイメージがあります。しかし、

2012年5月14日月曜日

ビジネスに化学反応を① ⇒ 就活×CSR、「世界を変える就職ナビ」は就活を変える

「二兎追うものは一兎をも得ず」。あれこれ手を広げずに、成功したければ一点集中。この原理は今も基本的には変わりません。本質的に追求するものは一つ。しかしながらそのためのアプローチは複合的であるべきなのかもしれません。なぜなら、まだ見ぬ可能性を創造していかなければいけないからです。では、どうやってその可能性を導けばよいのでしょうか。今回は長いので全3回に分けて掲載します。


  「世界を変える就職ナビ」 ⇒ 就職活動が世界を救う
株式会社ペイフォワードが展開する就職サイト「世界を変える就職ナビ」は、

大きな変化を迎えるゲーム業界:まとめ ⇒ ゲーミフィケーションがトレンドの鍵


任天堂の2012年3月期の業績が初の赤字となり、コンプガチャが規制されたことでソーシャル・ゲームの勢いにもかげりが見えてきたこともあり、ゲーム業界に関しての考察をつらつらと1週間書き続けてみました。ゲーム業界は今までの常識では立ち行かなくなってきていることは間違いなさそうです。

iandeth

以下、ここまであげた記事のまとめです。

2012年5月13日日曜日

大きな変化を迎えるゲーム業界⑭ ⇒ 実現手段はゲーミフィケーション=社会の“楽しむ化”

リアルにリンクするゲーム。O2Oが大きなトレンドになってきている現在、その実現がテーマになってくる可能性は十分にあります。では、どのように実現すべきでしょうか。

Matsukin

  実現の手段はゲーミフィケーション ⇒ それは社会の“楽しむ化“
リアルにリンクするゲーム、それはゲームの要素を現実社会に反映することです。

大きな変化を迎えるゲーム業界⑬ ⇒ これからの課題はリアルとリンクするゲーム作り


ゲーム業界はハードを中心とした展開は限界を向かえ、ソーシャル・ゲームのバブルは崩壊しかけています。そこに現れたO2Oなどの新しいトレンド。このトレンドをつかみ、ゲームが経済モデルの一端を担うためにはどういったアプローチが必要なのでしょうか。、

noriqnub

  これまでのゲームの問題点 ⇒ ゲームにだけ完結したモデル
任天堂をはじめとするハードを提供して、ソフトを販売していく従来型のビジネスモデルは

2012年5月12日土曜日

大きな変化を迎えるゲーム業界⑫ ⇒ ゲーム業界の変革につながる3つのトレンド

ソーシャルバブルの終わりが見え始めている今、ゲーム業界に関わるトレンドには、どのようなものが出現し得るのでしょうか。そこには3つのトレンドが見て取れます。このトレンドを読み解き、ゲームを社会の持続的な経済モデルに組み込むことが今求められているのかもしれません。

MJ/TR (´・ω・)

  見直されるゲームセンター ⇒  コミュニティの形成の可能性
ゲームセンターは若者のたまり場、というイメージが強いところ。体験ゲームで盛り上がったり、

大きな変化を迎えるゲーム業界⑪ ⇒ コンプガチャ規制をトリガーに構造変革が迫るソーシャルゲーム


ソーシャル・ゲームが抱える不健全なコミュニケーションと搾取型の課金システムの問題。この問題を解決するための調整が動き出しています。

くーさん

  各社による自主規制 ⇒ ソーシャルゲームプラットフォーム連絡協議会の発足へ
ソーシャル・ゲームの問題が指摘されるようになり、プラットフォームを提供するSNS事業者は

2012年5月11日金曜日

大きな変化を迎えるゲーム業界⑩ ⇒ ソーシャル・ゲームがもたらした2つの新しい問題

ソーシャル・バブルはプラットフォームの提供者、そしてゲームの開発者に利益をもたらしました。ユーザも従来型のゲームよりも、コミュニケーションが加わった新しいゲームを楽しむようになりました。しかしながら、同時に新しい問題を生んでいます。まずはその問題にどのようなものがあるか、簡単に整理します。

greggoconnell

  加熱するソーシャル・ゲーム ⇒ 新しい2つの問題
ソーシャル・バブルが加熱するにつれて、事業者もユーザも集まってきます。そこには当然、

大きな変化を迎えるゲーム業界⑨ ⇒ ソーシャル・バブルの現実はゼネコン構造


ソーシャル・バブル化しているソーシャルゲーム。多くの事業者が集まってきていることは間違いありませんが、現実として全ての事業者がたっぷりと儲かっているわけではありません。

mxmstryo

  ソーシャルゲームを提供する人たち ⇒ 数多くの職種と、人数が必要
ソーシャル・ゲームを開発するには、事業体としてみればプラットフォーム提供を行う事業者と開発を行う事業者の2つしか見えません。しかしながら、

2012年5月10日木曜日

大きな変化を迎えるゲーム業界⑧ ⇒ 新規参入者増大でソーシャル・バブルに拍車

プラットフォームの提供者も、そこにゲームを提供する開発者も収益獲得のチャンスが多いソーシャル・ゲーム。その結果、多種多様なプレイヤーが収益獲得の可能性をもとめて次々と投資したり、参入し、ソーシャル・バブルが起きています。

soulfish

  プラットフォームを狙う ⇒ 巨人化したプラットフォームと住み分けて参入
まずプラットフォーム。ここは既存のSNS事業者が巨人化して、

大きな変化を迎えるゲーム業界⑦ ⇒ ソーシャル・ゲームの開発一本で億単位の売上げも


ソーシャルゲームはプラットフォームだけでなく、開発者が多く参入してゲームが提供されることで広がっています。しかし、一番儲かるのはプラットフォーム提供者。では、開発者が参入している理由とはどういったところにあるのでしょうか。

typester


  開発者のメリットは? ⇒ 既存リソースで収益獲得チャンス
では、プラットフォームにゲームを提供する開発者にはメリットがあるのでしょうか。リスクからいってしまえば、

2012年5月9日水曜日

大きな変化を迎えるゲーム業界⑥ ⇒ ソーシャル・ゲームの勝ち組はプラットフォーム提供者


主流になってきているソーシャル・ゲーム。ではこのソーシャル・ゲームをビジネスとして捉えたとき、どのような仕組みになっているのでしょうか。

mah_japan


  収益形態は? ⇒ 基本的にはユーザ課金
ソーシャル・ゲームではどのようにお金が動き、事業者は収益を獲得しているのでしょうか。簡単に整理すると、

大きな変化を迎えるゲーム業界⑤ ⇒ ゲームのトレンドはソーシャル・ゲームに

スマートフォンが主戦場になってきているゲーム業界。スマートフォンで利用される主要なサービスの一つがSNS、ということもあって主にソーシャル・ゲームの形態をとって提供されています。まずはソーシャル・ゲームの基本要素を整理します。

W candarie


  ソーシャル・ゲームとは? ⇒ ソーシャル+オンライン・ゲーム
ソーシャル・ゲームはSNS上で遊べるオンライン・ゲームです。主な特徴としては

2012年5月8日火曜日

大きな変化を迎えるゲーム業界④ ⇒ スマートフォンがメインストリームに


専用ハードに比べて、ゲームへの参入障壁が低いスマートフォン。その可能性はいったいどのようなものが考えられるのでしょうか。

MJ/TR (´・ω・)

  短い時間で利用 ⇒ ゲームは見た目よりも質重視
スマートフォンは就寝前や移動中、休憩中などちょっとした時間に利用されています。1回あたりの利用時間も決して長くはありません。このため、短時間で遊べるゲームも好

大きな変化を迎えるゲーム業界③ ⇒ チャンスに恵まれるスマートフォン市場

ハードの進化は既存のゲーム業界のプレイヤーに、現在はネガティブな意味で影響を与えています。それと同じように大きな影響を与えているのがスマートフォンです。

MJ/TR (´・ω・)

  汎用性の高いスマートフォン ⇒ ゲーム業界への参入間口に
iPhoneにしろ、Androidにしろ、スマートフォンの特徴のひとつにその汎用性の高さがあります。アプリストアをみても、個人の趣味で利用するアプリから、ビジネスで利

2012年5月7日月曜日

大きな変化を迎えるゲーム業界② ⇒ 高騰するソフト開発が生み出す負のサイクル

ゲームのハードが進化したことで、ゲーム開発のコストが高騰していきます。それは具体的にどのような影響を与えているのでしょうか。

tkosuga



  ソフト提供の新たなチャレンジが困難に ⇒ ゲーム業界のイノベーションは限定
結果としてハードの進化は、ソフト開発のコストを高騰させる、という状況を生み出しています。このため、ソフト開発を行って収益を獲得できるのは、大規模なプロモーション活動を行えたり、

大きな変化を迎えるゲーム業界① ⇒ ハードの進化でソフト開発コスト高騰

任天堂が初の営業赤字となった反面、ソーシャルゲームのDeNAやGreeが業績を伸ばしています。日本のゲーム業界はソーシャルゲームへと大きくシフトしていくのでしょうか。どうやら、それほど簡単な図式にはならないようです。

Soda O


  任天堂赤字の根本的要因 ⇒ 進化しすぎたハードとスマートフォンの影響
これまでゲーム業界を引っ張ってきた任天堂は2012年3月期で上場以来初の赤字に転落。ハード・ソフトの販売不振、円高為替といった表面的な赤字要因の背景にあるのは、