2012年3月24日土曜日

TwitterやFacebookもはやWebコミュニケーションのスタンダード・ツール ⇒ ユーザ嗜好を考えた差別化で他のSNSにもチャンス


もはや私たちのWebコミュニケーションのスタンダード・ツールとなってきているSNS。当然ながら利用するユーザ数は継続的に増えてきていますが、単純なコミュニケーション・ツールとしてではビジネス的な限界が近づいているのかもしれません。そのあたりには、TwitterやFacebook以外のSNSにもビジネスチャンスが生まれる可能性もあります。

SNS에 Pinterest를 추가했다. 우왕 / gedoc


  6周年を迎えたTwitter ⇒ Webコミュニケーションのスタンダードツールへ
2012年3月21日にサービススタートから丸6年がたったTwitter。全世界のアクティブユーザ数は1億4000万人にものぼっています。1日あたりのツイートは3億4000万件。もはやWebコミュニケーションのスタンダードツールとしてのポジショニングを獲得したといってもいいでしょう。

かつてはたマネタイズが課題として指摘されていました。つまり、どうやって稼ぐかがよくわからなかった、という状態がありました。しかし、現在は以下の3つの広告ビジネスを明確に展開するようになり、1億4000万のアクティブユーザという下地もあることで、成長路線へと進んでいます。
・プロモトレンド : Twitterのトレンドの最上部に表示される広告
・プロモアカウント : Twitterのおすすめユーザの最上部に表示される広告
・プロモツイート : タイムラインに表示されるツイート形式の広告


  日本でのユーザ数1000万超 ⇒ 爆発的な成長の分、一巡も早い?
全世界に8億人以上のユーザを抱えるFacebook。日本でも目を見張る勢いで普及をしており、2011年9月時点で500万だった日本のアクティブユーザが、2012年3月に1000万人を越えました。わずか半年で500万人の増加。

実名登録を前提とするため、日本では展開が難しいといわれていました。しかし、東日本大震災がきっかけとなり、実名でのコミュニケーションの重要性や、SNSが災害時に有効なコミュニケーションツールであることが認識され、ユーザ数を伸ばしてきています。

しかしながら、アメリカではFacebookのユーザ一人当たりの利用時間は減少傾向にあります。爆発的にユーザ数が増えた分、一巡するのも早い、ということが言えるのかもしれません。


  アメリカではPintrestが流行の兆し ⇒ 日本ではもう少し時間がかかる
Facebookでの滞在時間が減った分、アメリカのユーザはPintrestに興味を示しているようです。Pinterstは写真でコミュニケーションをするSNS。2012年1月時点でアメリカでのサイト訪問者数は1600万ユーザに達しています。このうち、女性の割合が74%と非常に高いことも特徴です。

ただし、日本語には今のところ対応していません。また、招待制を取っていることもあり、日本での普及にはもうしばらく時間がかかりそうです。日本で話題になるとしたら、2012年の終盤か、2013年ごろになるでしょうか。


  Mixi+DeNAはソーシャル・コマースへ ⇒ 先行事例として注目度高い
MixiはDeNAと共同で2012年3月21日よりソーシャル・コマース「Mixiモール」のサービスを開始しました。Mixiモールでは2012年3月時点で約1500店舗が出店、350万の商品が販売されています。

SNSという人が集まる場で、商品を並べれば当然売れる可能性は十分に考えられます。ただ、このソーシャル・コマース自体は世界的にもまだまだ新しいチャレンジであり、事例も少ないという状態。実際にビジネスとして成立するかどうかは手探り、といった感は否めませんが先行事例として注目を浴びることは間違いなさそうです。


  まとめ:とりあえず押さえておきたいTwitterとFacebook、嗜好にあったサービスは他のSNSにも可能性
TwitterやFacebookがSNSのスタンダードツールとなっている点はもはや疑う余地はないでしょう。今からユーザ数をTwitterやFacebookと競うことは得策ではありません。しかしながら、特定のニーズや、サービスの提供形態を工夫することで差別化することは可能です。ユーザとしては、TwitterやFacebookはとりあえず押さえておいて、自分の気に入ったサービスがあればそれを使えばよい、といったところでしょうか。