ソニーがサイクリングやスカイダイビングなどのスポーツシーンで、スポーツをしている人の視点で撮影できる小型ウェアラブルカメラ「HDR-AS15」を発表しました。ヘルメットやゴーグルなどの横にちょっとつけて、プレイヤー目線でフルHDの撮影が可能。スマートフォンとも連携でき、アングル調整やモニタリングなどの操作を行うことができます。
このカメラのインパクトは、なんといっても“人”目線での情報が簡単に取得できるようになること。実際にはスポーツに限る必要はありません。例えば伝統工芸の職人さんにつけてもらえれば、職人さんの目線での情報を簡単に記録し、そして伝えることができます。街中をあるけば、Googleのストリートビューをソーシャルの力(一般ユーザの力)で作ることができるわけです。映像解析の技術を加えれば、環境シミュレーションやマーケティングなどでさらに利用可能性は広がっていくことが予想できます。映像ビッグデータといったところでしょう。ちなみにこのウェアラブルカメラ、将来的にはGoogleのARメガネのような他の機能と統合された形のデバイスになっていくのでしょうね。
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