norio.nakayama
今回は学生がターゲットになっていますが、このフレームを例えば高齢者、外国人などに振り替えても十分に成立させることが可能です。また、他の地域に拡大することも可能です。ビジネス的にはここが非常に重要なポイント。特定地域で学生だけをターゲットにしても、そもそも学生の観光消費額が小さく、少子化によってターゲットの絶対量も少なくなっており、ビジネスとして成立させることは容易ではありません。しかしながら、今後、アクティブシニアや外国人観光客など、観光消費額が大きいターゲットに振り替えれば、長期的にビジネスとして成熟していくことが期待できます。地域経済活性の貢献にもつながるでしょう。
ちなみに今回、ターゲットを学生に置いたのは、プランニング費用やモニター調査のコストがかからないようにして、フィージビリティスタディとしてまずはやってみる・実績を作る、といった狙いと考えられます。ビジネスの基本である、スモールスタートというものですね。