すでに自動運転カーのテスト走行が可能なネバタ州とフロリダ州で、30万マイルのテスト走行を完了しているGoogle。今回SB1298の法案が通過したことで、カリフォルニアでもテスト走行が可能になります。必然的にテスト走行の量が今後増えますので、自動運転カーの研究が深化し、同時に実績が増えることで自動運転カーの走行許可が取りやすくなっていく(法改正・規制緩和が進む)ことから、実用化・一般利用が現実のものになっていくことが予想されます。
とはいえ、5年以内に実現されるのは、人が運転する車が大半の中で特定エリアや特定分野において利用できる、という状況でしょう。インフラ投資も必要になるので、IEEEが発表した予測(2040年に自動運転カーは75%を占める)の通り、本格的な普及段階に進むのはさらに5年、10年とかかるかもしれません。