2012年6月15日金曜日

AppleやGoogleが地図に見ている可能性とは ⇒ ビッグデータを活用した新たなユーザ・エクスペリエンスへ


AppleやGoogleが力を入れている地図の分野。もちろん、単純に地図を提供するだけではなく、その先の可能性も見ているわけです。ユーザ・インタフェース、そしてM2Mでの位置情報利用はあくまでも“今見えている”可能性。では、その先には何があるのでしょうか。

Apple-Maps-iOS / sam_churchill


  さらなる可能性はアナリティクス ⇒ すべての情報につながる位置情報
地図提供の先にAppleやGoogleが見ている可能性は

Google VS Appleの地図戦争 ⇒ 基盤情報を握って将来展開へ


AppleがiOS6を発表し、その中でMapsの内容が明らかになったことで、Google VS Appleの地図戦争が注目を浴びています。しかし、なぜ地図なのでしょうか。

Demo of new Apple maps (w/flickrhq!) / deerkoski

  地図が鍵を握る理由 ⇒ 将来のビジネスの可能性
GoogleもAppleも地図に関する発表はかなり大きく行っています。これは地図を利用することで将来的なビジネスの可能性が広がるからです。その理由は

2012年6月13日水曜日

【Info】日立ビッグデータソリューションについてのZDNet特集記事 後編が公開されました。

数日間、ブログの更新ができませんでしたが再開します。iOS6が発表されたり、ドコモがタワーレコードを子会社化したりとわずか数日で世の中はかわるものです。そして、気が付けば以前にご紹介しているZDNetさんの記事の後編が公開されました。


前編は日立製作所さんのビッグデータソリューションについてコメントさせていただいていました。後編はその流れを受けて、

2012年6月8日金曜日

会議が変わると組織が変わる(後編) ⇒ 組織を補完する3つの”D”のサイクル

組織のコミュニケーション上の欠陥を補う会議。その会議を機能させるためにはセオリーを守るだけでなく、ダイアログ(Daialog)、ディスカッション(Discussion)、ディシジョン(Decision)の場を使い分けることが必要です。では具体的にどういったアプローチが必要なのでしょうか。

ysakaki

  ダイアログ(Daialog) ⇒ 対話でお互いの共通理解を
ダイアログはお互いの共通理解を得るための会議です。ポイントは

会議が変わると組織が変わる(前編) ⇒ セオリーと3つの”D”の使い分けがキモ

仕事につきものの会議。だらだら続く会議は時間を無駄にして、何にも成果をもたらしません。上手に利用することが必要です。そのためには、会議のタイプを状況に分けて使い分けてみることも有効です。

odysseygate

  そもそも会議とは ⇒ 組織の欠陥を補うもの
会議とは本来、何のために行うのでしょうか。仕事上のコミュニケーションの基本に立ち返れば報告・連絡・相談をするための場が会議です。しかしながら、

2012年6月7日木曜日

【ネタバレBookReview】出現する未来

講談社
発売日:2006-05-30
ビジネスにはイノベーションが必要です。しかし、現代のイノベーションは従来のアプローチでは十分ではなくなってきました。分析を重ね、過去のケーススタディを適用するだけでは、新たなイノベーションにはつながらなくなっているのです。必要なことは未来に学ぶこと。そのための要点である、知識創造、U理論、学習する組織といった要素がこの「出現する未来」に詰まっています。

以下、要点と解釈の整理です。

クックパッドが有料レシピ販売開始 ⇒ ビッグデータ時代の潜在課題解決はコンテンツビジネスの新たなチャンス

インターネットが普及したことで私たちは多くのコンテンツを無料で使えるようになりました。そしてSNSが広まったことで、さらにたくさんの情報を多方面から得ることができるようになっています。そしてビッグデータに直面する今、コンテンツの提供形態にまた変化がおき始めています。


  クックパッドが有料レシピ販売 ⇒ プロのレシピで新たなマネタイズ
料理レシピのソーシャル・サービスのクックパッドは2012年6月5日、プロの料理家やシェフ600名以上のレシピを購入することができるレシピストアを開設しました。このレシピストアでは料理

2012年6月6日水曜日

“豊かさ”へのアプローチ、ベースは知識創造 ⇒ 社会全体での学びの継続が選択肢を増やす


“豊かさ”は選択肢があることであり、そのために形式知・暗黙知の学びが必要だとした場合、どのようなアプローチで学びを形作っていけばよいのでしょうか。この点についても考察をまとめてみたいと想います。

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  ベースは知識創造プロセス ⇒ 新たな知識を生み出し、得るための基本ロジック
形式知と暗黙知の双方が必要であり、かつその相互作用も学びには必要になります。形式知、つまり机上の理論だけでは“物知り博士”で終わってしまい、

modcrew、ナノテクノロジーで防水iPhoneを実現 ⇒ デバイスとビッグデータの可能性は水中にも

スマートフォンやタブレットを使っていて、一番怖いことは水にぬれること。防水タイプも出ていますが、iPhoneなどの人気機種はやはり水に弱い。しかし、そんな不安ももうすぐなくなってしまうかもしれません。


  modcrewの防水加工サービス ⇒ ナノテクノロジーで水に強いスマートフォンに
modecrewが発表したのは、スマートフォンやタブレットなどのポータブルデバイス用の防水加工技術。とはいっても、

2012年6月5日火曜日

スマートシティのキーワード、“豊かさ”とは何か ⇒ その本質は社会に選択肢があり、そして選べること

スマートシティのはなしをしていると、”豊かな”社会作り、という言葉が良く出てきます。ではこの”豊か”とはいったい何なのでしょうか。少し考察をしてみたいと思います。

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  変わってきた“豊かさ”の考え方 ⇒ 物質的な豊かさから精神的な豊かさへ
豊かさ、というキーワード。実はこのキーワードに対して何をイメージするかは世代によって変わってきます。正確な統計を取っているわけではありませんが、

増えていくコンテンツ再活用型のサービス、課題は“権利” ⇒ 普及には仕組みと権利に対するリテラシーが必要

Facebook上にはたくさんのコンテンツが一般ユーザによって投稿されています。こうしたコンテンツを再利用することで、新たにコンテンツを作れるサービスが登場しています。ただし、この手のサービスはユーザとしては楽しんで使えますが、“権利”という特有の課題が存在しています。

flattrcom




  シェアした画像はどこまで使える? ⇒ 権利は常に付きまとう課題
Mosaic Face MeやFriendly Coverなどのサービスは、Facebook上にアップロードされた画像を利用するサービスとなっています。このとき、自分がアップロードした

2012年6月4日月曜日

Facebookの友だちの写真でモザイクアート ⇒ コンテンツ再活用型のサービス普及には、権利に対するリテラシーが必要

Facebookのプロフィール画像やタイムラインのカバー画像。人とはちょっと違ったものにしたいとは思っていても、ツールをつかって作りこむのは手間。そんなときにいいサービスがありました。



  Mosaic Face Me ⇒ モザイクアートでプロフィール写真
Mosaic Face MeはFacebook上でつながっている友だちの写真を使って、自分の写真をモザイクアートにしてくれるサービス。使い方は簡単。ログインして写真を選べばあとは自動で仕上がります。

BPM成熟度モデルに学ぶスマートシティ実現へのアプローチ ⇒ 成熟ステップ × 実践サイクル × 継続的イノベーション


スマートシティの実現を考えた場合、どのようなアプローチが必要になるでしょうか。闇雲にアプローチするだけではなかなか実現は困難です。そこでBPMのアプローチが一つの参考になりそうです。

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  BPMの成熟度モデル ⇒ 組織最適化のアプローチを社会レベルで応用
スマートシティの実現にはステップが必要です。それは、スマートシティとしての成熟度レベルが上がっていくことが必要、というようにもとれます。このとき参考になりそうなアプローチとして、

2012年6月3日日曜日

黎明期にあるスマートシティ ⇒ 目指すところは全てのまちがつながる「スマーター・プラネット」

現在、スマートシティの取り組みは日本の各地で行われています。そして2012年は実証の段階から、実践の段階へと移ってきています。では、このスマートシティはいったいどのような姿を目指して進んでいくのでしょうか。

naitokz

  一足飛びには行かないスマートシティ ⇒ ようやく始まってきたビジネス
日本国内のスマートシティの取り組みとしてよく名前が挙がるところは

スマートシティとビッグデータ(後編) ⇒ 重要ファクターとなるビッグデータ、対応はグローバルにフレキシブルに


急進するスマートシティ市場。このスマートシティに密接に関係するのがICT市場です。スマートシティのトレンドに刺激され、ICT市場もビッグデータをキーワードに変化していくことになります。

Kingsway School

  スマートシティで重要度を増すICT ⇒ ビッグデータが重要ファクターに
スマートシティ関連のICT市場は急進していくことが予想されている背景には、スマートシティはビッグデータの活用が必要、という要素があります。電力消費量を

2012年6月2日土曜日

スマートシティとビッグデータ(前編) ⇒ スマートシティ市場は2015年に世界600兆・国内20兆円規模へ

ビジネスシーンで話題性が高まってきているスマートシティ、そしてバズワードと化してきているビッグデータ。実は密接に関連するこの2つのキーワード、それにまつわる市場動向は今後どうなるのでしょうか。まずはスマートシティの動向から。

matsumur

  スマートシティとは何か ⇒ 経済と社会の活性化につながる現代版公共事業
東日本大震災以降、日本では電力の問題が高まっています。現実問題として電力が不足する可能性があり、

Google+ローカルの進化の可能性はセマンティック ⇒ 課題はO2O共通の“地域情報の網羅性”の担保


Google+ローカルがサービススタートしましたが、まだまだこのサービスは発展途上。しかしながら、他の要素を絡めてみていくと将来の可能性が見えてきます。

gailjadehamilton

  Knowledge Graphで進化の可能性 ⇒ “今だけ・ここだけ・あなただけ”の地域情報サービスに
では、今後Google+ローカルはどのように進化していくでしょうか。ここで注目すべきはKnowledge Graph

2012年6月1日金曜日

Googe+ローカルがサービススタート ⇒ 動き始めたSerch plus Your World

Googleが掲げる3つの主要戦略モバイル、ソーシャル、ローカル。そのローカルに該当するサービスがスタートしました。


  Google+ ローカル ⇒ 地域情報を共有するサービス
Googleは2012年5月30日、SNS「Google+」に地域情報を共有できる

女性と高齢者雇用で労働力確保の可能性 ⇒ ただし実現には共助型社会システムが必要


少子高齢化が抱える問題。とくに労働力確保という観点では、女性の雇用の問題と密接に関わってきます。そしてさらに視野を広げて、高齢者自身の雇用も含めて見ることで解決の可能性が見えてきます。

The Library of Congress

  労働力確保の要点 ⇒ 女性と高齢者の雇用
では、どうやって労働力を確保していくべきなのでしょうか。一つは移民政策が考えられます。しかしながら、