2012年10月12日金曜日

気なるニュース(10/11) 世界の都市総合力ランキング、東京は4位 ⇒ 本当の“豊かさ”を考えたら違う順位かも


都市戦略研究所が2012年度版の「世界の都市総合力ランキング」を発表しました。1位はニューヨーク、4位に東京が入りました。


東京 / shiranai

「世界の都市総合力ランキング」は経済、研究開発、文化交流、居住、環境、交通の分野で世界主要40都市を、経営者、研究者、アーティスト、観光客、生活者の視点から評価。その結果をランキング形式で表したものです。

総合ランキングの上は以下の通り。順当といったところでしょうか。ちなみに大坂が15位、福岡が28位に入っています。
 1位: ニューヨーク
 2位: ロンドン
 3位: パリ
 4位: 東京
 5位: シンガポール

ちなみに経済カテゴリだと東京は1位。1000万人を越える都市人口を抱えており、かつ大坂や福岡までも3時間もあればつながってしまう環境を考えれば、日本が景気低迷中とは言えど、経済の集積率で上位に入っているのだと考察できます。逆に言えば、東京に一極集中していると言えるのかも知れません。

また、このランキングは物理的な側面を中心としています。現代のマーケットでは、物理的な側面だけでなく、精神的な側面、つまり“人としての感情・感覚”も重要視されています。「ものが潤沢であれば、豊かというわけではない」という発想からみると、まったく別のランキングになるのかもしれません。

参考)