2012年10月8日、宮城県で風力発電事業者を装った詐欺事件が発生しました。この手の“エコ詐欺”、“スマート詐欺”がこの先増えるかもしれません。
・再生可能エネルギー(風力発電)を取り扱うペーパーカンパニーを設置
・ペーパーカンパニーの配当権利証をあとで高値で買い取ると謳う
・宮城県内の人に電話で電話して、実体のない配当権利証を売りつける
東日本大震災以降、エコや省エネへの注目がさらに高まり、“エコ○○”、”スマート○○”のキーワードも溢れかえっています。こうした再生可能エネルギーも実際に投資価値が出てきているのも事実。例えば太陽光発電のための屋根貸しビジネスは、投資的な要素も高まってくると考えられます。お金も動く機会は増えていくでしょう。
となれば、有象無象集まってくるのは自然なこと。“エコ”や“スマート”と付いているだけで、なんだかよさそうな気持ちにもさせられてしまいます。そこに漬け込んでくるもエコ詐欺、スマート詐欺が増えてくる可能性は十分あります。“エコ”や“スマート”の言葉に踊らされず、何にお金を使うかをちゃんと考えることが必要ですね。