2012年2月11日土曜日

花粉の季節の備え ウェザーニュースの「花粉Ch.」 ← 実は立派なIOTとアナリティクスの事例

まだ雪もちらつく2月ではありますが、ぼちぼち花粉症も心配しなければ行けない時期になってきました。そんなわけで今年は「花粉ch.」を参考に花粉対策してみようかと思います。



  「花粉Ch.」とは ⇒ IOTとアナリティクスで花粉症対策できるサービス
「花粉Ch.」はウェザーニュースが提供するサービス。全国1000カ所に設置された花粉観測機「ポールンロボ」からの情報が1時間ごとに更新されます。これもIOT(モノのインターネット)の一つの形です。

地図上にマッピングされたアイコンから飛散量もわかります。詳しくみたいエリアのアイコンをクリックすれば、時系列での情報も確認できます。ウェザーニュースだけあって、花粉のつらさの度合いも、口コミベースの情報からグラフにして見せてくれます。この辺りはアナリティクスをサービスにした事例、と言っていいポイントでしょう。


  観測機は個人設置 ⇒ 多少の誤差はあることは認識の上で
ただし、協力してくれている個人が設置しているため、高さや風通しなど観測条件に差があることには注意が必要です。多少の誤差はでることは踏まえて、参考情報として使用するほうが良さそうです。とはいえ、そもそも天気予報自体が必ずしも結果を保障する物ではないですが。


  他にもいろいろなサービス
以下のサービスもあわせて提供されるようです。IOTに加えてデータアナリティクスを具体化したサービスラインナップになっています。

花粉対策メール
一人ひとりの症状にあわせ、その日その日の花粉飛散量に合わせて対策をアドバイスしてくれるメールが自動配信されます。

・飛散量の予測
市町村単位で花粉の飛散開始日と飛散量を予測してくれます。また、1時間ごとの飛散量の予報も出してくれます。

・花粉症チェックシート
自分の花粉症の症状を調べ、対策を教えてくれます。

・Myカルテ
花粉症チェックシートの結果をもとに作成する自分専用のカルテです。今年の花粉症の症状を記録して、どんな時にどういう症状が出るのかを確認することができます(ここはさすがに自動ではないですが)。