2012年2月4日土曜日

【Googleとのつきあい方】①「手軽に何かをはじめるためのサービス」として利用する ⇒ 抜群の手軽さ、ただし本格利用には難があることも

Googleとのつきあい方の一つに、「手軽に何かをはじめるためのサービス」として利用する、ということが考えられます。「ちょっと何かやりたい」「今すぐはじめたい」というときに、“コストをかけず、すぐに利用できるサービス”として活用するのです。

Google / Daniel Morris

  手軽に無料で始められる、ほどほどのサービスとして利用
5~10年前は有料で、しかも使えるようになるまで時間がかかったサービスが、今は無料でブラウザが
あれば使えるようになっているのです。それを積極的に提供しているのがGoogleなのです。

例えば
・ちょっとプレゼンテーション資料を作りたい
・でもパワーポイントは持っていない
なんて言うときはGoogle のドキュメントを利用すればよいわけです。

他にも
・メールアカウントを持ちたい → Gmai
・自分のブログのアクセス解析したい → アナリティクス
・画像編集をしたい → Picasa
・3Dモデリングしたい → SketchUp
・地図を使いたい → マップ
と行った具合で利用すればよいのです。

しかもそのサービスの数が非常に多いのです。分類すると大きく以下6つのカテゴリに分かれており、提供サービスは約150(Wikipedia調べ)にもなります。
 ・OS
 ・デスクトップアプリケーション
 ・モバイル
 ・Webサービス
 ・ハードウェア
 ・その他サービス

ユーザとしては非常に利便性が高く、コストもかからないため、利用しがいのあるサービスです。このあたりはGoogleの戦略どおりなのでしょう。有料提供でビジネスを成り立たせていた企業は戦々恐々ですが。


  本格的に利用するには不十分なことも
ただし、1点注意が必要です。こうしたサービスは“気軽に使う”のであればよいのですが、”本格的に使う”となると機能として不十分なケースが少なくありません。

例えば、Googleでプレゼンテーション資料を作ろうとした場合、パワーポイントに比べたらやはり利用できる機能は少なく、ビジュアルに凝った資料を作るのは限界があります。餅は餅屋に、という言葉もある通り、本格的に利用するのであれば、専門のソフトウェアを使う方がよいでしょう。有料提供を行っている企業は狙い目です。


  コアになるサービスは“本格的”に利用可能
もちろん、“本格的”に使える機能もGoogleは提供しています。それはGoogleにとって競争力の根幹となるテクノロジーやサービスです。例えば、
 ・検索エンジン
 ・Crome
 ・Android
 ・Google+
といったところがあげられます。

Googleの戦略を踏まえてみれば、今後さらにAndroidはより深く利用機会を増やしていくことになるでしょう。またソーシャルという観点で見れば、Google+も機能強化が進むと考えられます。将来的にはローカル関連のサービス、例えばIOT(モノのインターネット)向けのOS、さらにはIOTデータ検索なども加わってくるかもしれません。


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