LODチャレンジとは
Linked Open Data (LOD) というのは、簡単に言えば「インターネット上のオープンな情報をつなげて、利用する仕組み」。このLODについての日本初のコンテストがLODチャレンジ2012。以下3部門で作品を産学官民とわず、作品を募集し、最終的に73作品もの応募がありました。
・データセット部門 : LODとして利用できるデータ ⇒ 応募21作品
・アイディア部門 : LODを使って実現できるサービスのアイディア ⇒ 応募34作品
・アプリ部門 : LODを使って実際に利用できるアプリ ⇒ 応募18作品
・アイディア部門 : LODを使って実現できるサービスのアイディア ⇒ 応募34作品
・アプリ部門 : LODを使って実際に利用できるアプリ ⇒ 応募18作品
部門賞受賞作品
LODチャレンジのメインタイトルである部門賞。各部門最優秀賞1つ、優秀賞1つの予定でしたが、アイディア部門だけは絞りきれずに優秀賞は2つになりました。いずれもこの先のLOD、そしてセマンティックを利用したサービスに刺激を与える作品となっています。
アプリケーション部門 : LODを使用した、実際に動かせるアプリ。
最優秀賞 : LinkData.jp
優秀賞 : ミュージアムへ行こう!
データセット部門 : LODとして利用できるデータ。
最優秀賞 : saveMLAK
優秀賞 : Location Site of Japanimation
アイデア部門 : LODを活かすためのアイディア
最優秀賞 : つながる教科書
優秀賞 : 地域サービスLOD
優秀賞 : LODな政治
最優秀賞 : LinkData.jp
優秀賞 : ミュージアムへ行こう!
データセット部門 : LODとして利用できるデータ。
最優秀賞 : saveMLAK
優秀賞 : Location Site of Japanimation
アイデア部門 : LODを活かすためのアイディア
最優秀賞 : つながる教科書
優秀賞 : 地域サービスLOD
優秀賞 : LODな政治
ちなみにあえて勝手に総合最優秀賞を選ぶなら、間違いなく「 LinkData.jp」。この「 LinkData.jp」の素晴らしいことは、LODというデータ形式を誰でも簡単に作れるようになっていること。なぜそれがすごいかというと、LODという聞きなれないものを扱うためのハードル、とくに知識やスキルのハードルを一気に下げてくれているからなんです。
スポンサー賞受賞作品
LODチャレンジのプラチナスポンサー、データ提供パートナーが選んだ特別賞。スポンサーの観点から、いい意味で尖がった作品が表彰されています。
CiNii 賞(国立情報学研究所) : Biomasspedia
goo 賞(NTT レゾナント株式会社) : Yokohama Art Spot
BioLOD 賞(理化学研究所) : BRC mouse strain
ヒューマンセントリック賞(富士通株式会社) : 行く道のしんどさを知る
審査員特別賞
LODチャレンジの審査員が選定した、テーマ性の高い作品への特別賞。この特別賞の名前はそのままLODが活用される可能性の高いカテゴリを示すものとなっています。
ワールドカフェ賞 : ヒストリンク
第2回LODチャレンジ in 東京で開催したワールドカフェから出てきたアイディア。
LODだけでなくワールドカフェの可能性にも期待させる作品。
第1回LODチャレンジin大坂で開催したハンズオン・セッションから生まれた作品。
何かにチャレンジする、その価値を示す作品。
オープン・ガバメント賞 : ヨコハマ・アートLOD / Yokohama Art Search
行政やNPOの持つ情報をオープンにすることで生まれた作品。
公共LOD : findwc モバイルトイレナビ(鯖福野泰介江版) / 公園トイレ情報
公共性の高いデータを利用して、サービスに落とし込んでいる作品。
モバイル賞 : 花咲かめら
スマートフォン+ARを活用した、モバイル・デバイスで利用できるアプリ作品。
ビジュアライゼーション賞 : DashSearch for SPARQL
抽象的なLODをビジュアルで表現し、利用しやすくした作品。
メディア・イノベーション賞 : 歴史ドラマLOD
LODを利用して、新しいメディアの可能性を示した作品。
ライフサイエンス賞 : MEO
ライフサイエンス分野でのLODの可能性を高める作品。
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