クラウドサービスが増えてきたとはいえ、インターネット上でのコミュニケーションの主流ツールとして変わらず使い続けられているメール。場合によってはメールに忙殺されて今うことも。そんなときにちょっと助け舟になりそうなツールが「Sane Box」です。
「Sane Box」とは ⇒ メールの“あとで読む”サービス
「Sane Box」は自分宛に届いたメールを、“あとで読む”ように設定できるサービス。届いたメールを転送するだけで、指定の日時に再びメールを届けてくれるというものです。有料サービスになっており、月額4.95$。
ちなみに対応するメールアカウントは、
・Microsoft Exchange
・Gmail
・AOL
・Yahoo! Mail
・Apple
などメジャーなところは全て押さえています。
「Sane Box」の利用方法 ⇒ ルールに従って転送するだけ
利用方法は簡単。まず、Sane Boxにログインし、利用したいメールアカウントを設定。そしてメールをXXXX@sanebox(に転送するだけです。ポイントとしてはXXXXの部分で、再度メールが届く時間を指定すること。指定方法は4種類です。
①現在時間を基準に指定
今から30分後、3日後、3週間後など、現在の時刻を基準に指定する方法です。指定方法は
<数字><単位>@sanebox.com
とするだけ。単位は以下の通り。
m : 分
h : 時間
d : 日
w : 週
mo : 月
y : 年
例えば、30分後に再送信するのであれば 30m@sanebox.com に転送するればOKです。
②曜日を指定
直近の曜日を指定します。指定方法は
<曜日(英語)>@sanebox.com
とするだけです。ちなみに略称でもOKです。次の日曜日に再送信するのであれば、Sunday@sanebox.com か sun@sanebox.com を指定します。
③日付を指定
具体的な日付を指定します。
<月(英語)><日>@sanebox.com
で指定できます。7月1日に再送信する場合は、July1@sanebox.com と指定します。
④時刻を指定
直近の時刻を指定します。
<時>.<分>
で指定できます。午前10:30に再送信する場合は、10.30am@sanebox.comと指定します。なお、時刻しては①~③と組み合わせることもできます。たとえば、7月1日の午後9:30に再送信するのであれば、July1-9:30pm@sanebox.com で指定できるわけです。
さらに、アドレスの前に「every.」か「each.」を指定すれば定期的なリマインドも送ることができます。every.sun@sanebox.com とすれば、毎週日曜日にリマインドが送られてくるというわけです。
リマインダー機能としても使える「Sane Box」 ⇒ 返信がない相手に再送信
この「Sane Box」のアドレスを送信時にCCやBCCに設定すると、リマインダー機能としても利用することができます。例えば1週間以内に返事が欲しかった場合、CCに 1week@sanebox.com を設定しておきます。そうすると、返信がなかった相手にだけ再度メールを自動的に送信することができます。煩雑なメールでのスケジュール調整に役立ちそうです。
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